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飲食店は面白い!心の底からそう言える。

私の実家はラーメンをメインに扱う定食屋でした。

会話上手な母親がホール、実直まじめな父親がキッチンで、私・妹・弟の家族経営で家と店舗が融合した家兼店舗でした。鹿児島県薩摩川内市の店舗なので、若干コンパクトなファミレスで提供料理が定食だと考えていただければ大体イメージ通りだと思います。

あるとき、母親が何を思ったか「My箸」制度というものを勝手に作りました。簡単に言うと、居酒屋のボトルキープの箸バージョンです。よく来てくださるお客様を母親が覚えて、箸入れにそのお客様の特徴を文字や絵で書いて覚える方法で管理していました。

「むねとしの同級生でデカイピアス」と書いたり、私には理解のできない似顔絵を描いて覚えることをしており、最終的に店を閉めるまで常連様向けのそのMy箸は800膳になったといいます。

小学校の一学年二クラスの合計人数が40人に満たない小さな町で、です。

中には、My箸を自慢したくてとなり町の中学校から、自転車で友達を連れてやってくることもあったそうです。

 

それを私は子供の頃からずっと見てきました。

 

飲食ってすごい楽しい!

 

その経験から、飲食でなにかできることはないか、と考えるようになり、高校では商業科で簿記を習い、大学では経営を学びました。ただ明確なビジョンがありませんでした。自分に何ができるのかも、何に適正があるのかもわからなかったからです。卒業後は飲食に関わることであればなんでもいいや、くらいの軽い気持ちで就職し、飲食に関わる企業を転々としました。

途中、無職の期間の無収入が累積して奨学金とは別で、借金が100万まで膨らみ、それを返済するためにトリプルワークをしたりもしました。

飲食の裏表を色々見てきました。

楽しさもある、大変さはもっとある。

従業員のために待遇を改善したい、労働時間の改善をしたいけど損益の問題で板挟みになっていらっしゃる経営者の方。よいものを提供したいとの思いで、原価を上げているけれども集客に課題があり利益を圧迫して、情熱があるのに閉店せざるを得なかったとてもよい店もありました。

長時間労働をしている店長を目の前で見てきました。人材不足に悩んでいる店舗も見てきました。

自分に何ができるんだろう。最近はそればかり、いつも考えています。

悲観はありません。飲食には可能性があります。

現在、地方への移住の流れが強いように思います。それは日本の皆様が気付き始めたのではないでしょうか。お金にはかえられない価値があるのではないか、と。

私は、薩摩川内市を九州一のグルメタウンにします。薩摩川内の向田商店街の既存の飲食店を見て回ってはご挨拶をしています。実は知られていないだけで、本当によい店があふれています。

楽しい街を作ります。雇用を作ります。稼ぐ力を身に着けるビジネススクールも開講します。

地域おこしはこうするんだ、商店街活性化はこうするんだ、というレシピを公開しながらよりよい街づくりを行っていこうと思います。福岡のように起業家が集まる街を作っている地域もあります。起業家が集まる地域を私が作ります。

先日、不動産の管理会社様を回っている時に、瞳の奥に強い覚悟を宿した方とご挨拶させて頂く機会を得ました。ご縁です。あの方と手を組んで、商店街をよみがえらせる事業を早いスピードで行っていきたいと思っています。

飲食は最高だ!

飲食店は人が集まり、人が交流し、人の心が満たされる場所です。

飲食店を含め、美容院やマッサージなどの店舗ビジネスの長時間労働問題を改善し、よりよい地域を作りたいと思っています。

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